成田空港の周りに子連れで泊まりたい——実はそんな方、けっこういらっしゃると思います。海外へ発つ前後の前泊・後泊はもちろん、このエリアはコスパのいいディナービュッフェが多いので、近くにお住まいなら飛行機を見がてら泊まるのもおすすめです。私は子連れで成田のホテルに10軒以上泊まってきました。その中から、子ども目線でどこを選ぶかに絞ってお伝えします。結論から言うと、お手頃なら「小学生まで添い寝無料」の3軒(マイステイズ・アート・コンフォート)、ゆったりならファミリールームやエキストラベッドで泊まりやすい3軒(日航・東武・ANAクラウンプラザ)。1軒ずつの詳しい宿泊記は各ホテルの記事へ、ここでは比較と選び方だけを手短にお伝えします。
01HOW TO CHOOSE
子連れで選ぶときの4つの軸
まず、選び方の物差しを共有させてください。子連れで成田のホテルを選ぶとき、私が見ているのは大きく4つです。
- 送迎:空港のすぐそばにまともなホテルはほとんどなく、東武以外はホテルの送迎バス前提。本数と所要時間は要チェックです。
- 添い寝:成田は原則「未就学児まで添い寝無料」。小学生がいるとベッドが要り、料金が一気に上がります。ここが最大の分かれ目です。
- ベビー・子ども設備:子ども特化のホテルは無いものの、屋内プール・大浴場・お庭のあるホテルはちらほら。
- 子連れ歓迎度:子ども用の食器・部屋着、訪問時の子ども向けの催しなど、細かな心配りの差です。
それぞれの実情は、後半の「気になるポイント」でくわしく触れます。まずは価格帯ごとのおすすめから。
02AFFORDABLE STAYS
お手頃に泊まるなら(小学生まで添い寝無料)
まずはお手頃編。ここは「小学生まで添い寝無料」を最優先に選びました。子連れだと、これが料金にいちばん響くからです(添い寝無料の範囲・条件は訪問時に確認・予約できたもので、改定されることがあります。予約時に各公式で必ずご確認を)。私が実際にすんなり予約できたのは、次の3軒でした。
お手頃の総合力 1|マイステイズプレミア成田MYSTAYS PREMIER
お手頃編でいちばんおすすめ。小学生まで添い寝無料で、屋内プール・有料の大浴場・お庭までそろい、飛行機も見えます。元は東急系だけあって設備がしっかりしていて、ディナービュッフェは成田でも指折り(朝食はふつう、と正直なところ)。子ども設備とコスパのバランスが取れた一軒で、迷ったらまずここです。お部屋のリニューアル具合やビュッフェの中身は、宿泊記でどうぞ。
宿泊記を読む03STEP UP STAYS
ゆったり泊まるなら(ファミリールーム・幼児添い寝無料)
続いて、ちょっとお高め編。小学生まで添い寝無料ではありませんが、ファミリールームやエキストラベッドを使えば、そこまで跳ね上がらずに収まります。ホテルのランクが上がるぶん、成田での滞在はぐっと快適になります。
子連れ対応が手厚い 1|ホテル日航成田NIKKO NARITA
ちょっとお高め編の一番のおすすめ。4ベッドのお部屋やエキストラベッドに対応し、子ども用の浴衣(120cm)まで用意してくれるなど、子連れへの心配りがとにかく手厚い一軒です。屋外プールとお庭のリゾート感もあって、朝も夜もビュッフェが素晴らしい。ひとつだけ、お部屋タイプによっては飛行機の音の防音がいまひとつのことがあるので、気になる方は事前確認を。
宿泊記を読む
空港まで歩ける 2|成田東武ホテルエアポートTOBU AIRPORT
最大の武器は、成田空港の徒歩圏にある唯一のまともなホテルという立地。第3ターミナルなら歩いて10分かからず、荷物と子どもを連れての移動が本当に楽です。4ベッドのお部屋もあり、子ども用の食器を出してくれるなど歓迎度も高め。ビュッフェの内容はいいのですが、お値段は成田でもトップクラスに高めなのが悩ましいところ。それでも、歩いて行ける安心感は子連れに効きます。
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朝ビュッフェが自慢 3|ANAクラウンプラザホテル成田ANA CROWNE PLAZA
エキストラベッド対応で、広めのお部屋はゆったり快適。持ち味は朝食ビュッフェで、成田では種類の豊富さが随一だと感じました。しっかり食べてから空港へ発てます。お部屋には年季を感じるところもありますが、スタッフの方の対応も温かく、気持ちよく過ごせました。ANAと聞くだけで少し気分が上がる、という方にも。
宿泊記を読む04GOOD TO KNOW
子連れで気になる成田エリアのポイント
最後に、子連れで成田のホテルを選ぶときに知っておくと役立つことを、まとめておきます。
「小学生まで添い寝無料」は、実質3軒だけ。 成田のホテルは、原則として添い寝無料が未就学児まで。小学生がいるとベッドが必要になり、大人2+小学生1なら3ベッド……と料金が上がりがちです。しかも、案内に「添い寝可」とあっても、いざ人数を入れると予約できないこともしばしば。何も考えずに小学生の添い寝ですんなり予約できたのは、マイステイズ・アート・コンフォートの3軒くらいでした。
子ども用パジャマは、ほぼ無いと思っておく。 成田のホテルは、子ども用の部屋着がつかないところがほとんどです。用意があったのは日航とヒルトンくらい。基本は「無いもの」と思って、持参しておくのが安心です。
くわしくは
もどうぞ。子ども特化の設備は無いが、プールと大浴場はちらほら。 「すごく子ども向け!」という設備のホテルは、正直ありませんでした。ただ屋内プールや大浴場はちょいちょい見かけます。もっとも、プールはこれから旅行という荷物のことを考えると悩ましいところ。行きか帰りか、タイミングは選びたいです。
コインランドリーは、だいたいある。 大半のホテルに備わっています。当日着た分を出発前にさっと洗っておきたい方には、地味にありがたい設備です。
飛行機が見えるかは、運しだい。 時間帯によって使う滑走路が変わり、風向きで進む向きも逆になるので、確実とは言えません。とはいえ空港に近いホテルほど見えやすいので、見えたらラッキーくらいの気持ちで行くのがちょうどいいです。
空港への近さは、東武以外は送迎バス前提。 徒歩圏は東武くらいで、あとは成田駅周辺か空港近くのホテルになります。成田駅周辺はシングル中心のビジネスホテルが多いので、家族連れは自然と空港近く=送迎バスに。バスは成田駅・空港ともにあり、だいたい1時間に1本、ピーク時は3本ほど出ています。ただ所要時間はそこそこかかるので、早朝・深夜便に合わせるなら時刻は事前に確認してください。
成田は、ディナービュッフェの激戦区。 意外とビュッフェの充実したホテルが多いエリアです。私の2トップは日航とマイステイズ。子連れなら宿泊とセットのプランがお得なことも多いので、ぜひ味わってみてください。
05WRAP-UP
さいごに
以上、子連れ目線で成田のホテルをまとめました。小学生がいるなら添い寝無料の3軒、快適さ重視ならファミリールームやエキストラベッドの3軒——選ぶポイントは、意外とはっきりしています。あとはご予算に合わせて選んでいただければ十分です。料金や送迎の時刻は訪問時点のもので、時期によって変わります。最新は各ホテルの公式・予約サイトでご確認ください。
子連れの成田泊まりは、決め手が「添い寝とごはん」。
優先順位さえ決めれば、ぐっと選びやすくなります。
