ハノイ・ノイバイ国際空港(HAN)は、ベトナム北部・首都ハノイの空の玄関口です。旅客ターミナルは第1ターミナル(T1・国内線)と第2ターミナル(T2・国際線)の2つに分かれ、離れた別々の建物として建っています。日本からの国際便が着くのは2015年に開業した新しい第2ターミナルで、ここから国内線に乗り継ぐときは、いったん第1ターミナルへ移る必要があります。このページは、はじめて使う人でも「ノイバイをどう回るか」を1枚で見渡せるように、ターミナルの構成・市内からのアクセス・到着と出発の動線・両替・免税・飲食・施設・見どころの要点を、実際の写真とともに整理した案内ハブです。館内のサインはベトナム語と英語が中心。両替のレートやお店の良し悪しといった「どれを選ぶか」の深掘りは扱わず、場所と使い方に絞ってご案内します。
01TERMINALS
概要とターミナル構成
ノイバイは第1ターミナル(T1)=国内線、第2ターミナル(T2)=国際線と、役割ではっきり分かれています。最初の一歩は、自分の便が国内線か国際線か——つまりどちらのターミナルを使うのかを確かめること。2つのターミナルは歩いて行き来できる距離ではなく、別々の建物なので、取り違えると移動に時間がかかります。日本から着く国際便はT2、そこから国内線(ダナンやホーチミンなど)に乗り継ぐならT1へ、という関係だけ最初に押さえておくと安心です。
第2ターミナル(T2・国際線)TERMINAL 2
2015年に開業した国際線ターミナル。日本を含む国際線は原則このT2発着です(発着ターミナルは念のため搭乗前にご確認を)。曲面トラスの大屋根が特徴で、到着・出発の動線や免税店・両替もこのT2に集まっています。海外から着いたら、まずはこのターミナルが起点です。
第1ターミナル(T1・国内線)TERMINAL 1
国内線のターミナル。ベトナム航空・ベトジェットエア・バンブーエアウェイズなどの国内路線がここから発着します。ハノイに着いて国内の別都市へ飛ぶ、または国内から来て国際線に乗り継ぐ人が使う建物です。
ターミナル間の移動T1 ⇄ T2
2つのターミナルの間は、無料の電気シャトルバスが定期的に走っています。国際線→国内線の乗り継ぎ(またはその逆)では、このシャトルでの移動時間を見込んでおく必要があります。徒歩連絡はできないので、乗り継ぎ時間には余裕を持たせておくと安心です。
※就航航空会社や発着ターミナルの割り当ては変わることがあります(当ページの確認は2026年7月時点)。搭乗前に、利用する航空会社・空港の公式サイトで最新の発着ターミナルを必ずご確認ください。
02ACCESS
空港へのアクセス(バス・タクシー)
ノイバイ空港はハノイ中心部からおおむね25〜35km・車で45分前後(渋滞や行き先で前後します)の位置にあります。市内との主な足は、エアポートバス・路線バス・タクシー/配車アプリ(Grab など)です。鉄道(空港直結の電車)は無く、道路が基本になります。
市内へ座って向かうなら、まず候補になるのが路線バス86番(快速)。空港(T2到着階→T1)とハノイ中心部(旧市街・ホアンキエム湖周辺・ハノイ駅方面)を、乗り換えなしで結ぶ観光客にも使いやすい路線です。このほか、より安い一般の路線バスや、市内直行のエアポートミニバスもあります。荷物が多いときや深夜早朝はタクシーや配車アプリ(Grab など)が便利で、料金の目安が読みやすいのは配車アプリの利点です。バスやタクシーの正確な運賃・時刻・乗り場は変わることがあるので、現地の案内表示や各サービスのアプリで確かめるのが確実です。ターミナル前ではタクシーの声かけを受けることもあるので、乗る前にメーターやアプリの利用を確認しておくと落ち着けます。
03ARRIVAL
到着の動線(入国→手荷物→到着ロビー)
海外から着いたら、流れは入国審査 → 手荷物受取 → 税関 → 到着ロビーの順です。飛行機を降りたら案内サインに従って入国審査(Immigration)へ進みます。審査を抜けたらターンテーブルで預けた荷物を受け取り、税関(申告なしは緑・申告ありは赤のレーン)を通って到着ロビーに出ます。
到着ロビーには、外貨両替カウンター、通信(SIM/eSIM)カウンター、観光案内、送迎・ツアーのデスクなどが並びます。出口はA1・A2に分かれているので、出迎えや待ち合わせは到着口の番号を目印にすると分かりやすいです。
到着後すぐやること
到着してすぐの手続きは、人によって優先順位が違います。ここではやることの一覧だけを示します(各テーマの詳しい比較は扱いません)。
- 通信:SIM/eSIM を用意する(到着ロビーに通信カウンターがあります。Viettel など現地の通信会社が中心)。
- ビザ・入国:ベトナムは電子ビザ(eVisa)など、事前に取得しておく手続きがある場合があります。条件は国籍・滞在日数で変わるので、出発前に政府の公式ポータルで確認を(空港での手続きは避け、事前準備が基本)。
- 両替:空港でまとまった額を替えず、当座に必要な少額だけにとどめる考え方もあります(詳しくは「両替・ATM」の節へ)。
- 市内へ:路線バス86番、エアポートミニバス、タクシー、配車アプリ(Grab など)で移動。乗り場は到着階の案内に従います。
04DEPARTURE
出発の動線(チェックイン→保安→出国/搭乗)
出発の流れは、国際線(T2)ならチェックイン → 保安検査 → 出国審査 → 搭乗、国内線(T1)ならチェックイン → 保安検査 → 搭乗の順です。まず出発フロアで搭乗手続きと荷物預けを済ませます。カウンターはゾーン(A・B…)とアルファベット+番号(A05・A23 など)で分かれているので、自分の航空会社のゾーンを案内表示で探すのが第一歩です。
国内線ターミナル(T1)は、ベトナム航空やベトジェットエアなどの国内路線でにぎわい、繁忙期は行列ができます。自動チェックイン機(キオスク)も導入されていて、対応する便なら手続きを早められます。
国際線ターミナル(T2)は、フルサービスの大手からLCC(エアアジアなど)まで幅広く発着します。保安検査や出国審査の混み具合は時間帯で変わるので、はじめての利用やLCCのときは、早めに出発フロアへ着いておくと落ち着けます。制限エリアに入ると、免税店・飲食・待合が続きます。
05MONEY
両替・ATM
到着ロビーには、複数の外貨両替カウンターと海外カード対応のATMがあります。到着してすぐ現地通貨(ベトナムドン=VND)を用意できるのが空港両替の利点です。到着ロビーには、Maritime Bank・BIDV などの銀行系や、TASECO の観光案内を兼ねた両替ブースが並びます(窓口の顔ぶれは入れ替わります)。
空港のレートには手数料などが反映され、店や時期で条件が変わります。ここでは、レートの良し悪しや順位づけは行いません——「空港では当座に必要な少額を替え、多めに替えるなら市内の両替商やATMと比べる」という一般的な考え方だけ添えておきます。近年はベトナムでもカードや配車アプリ・QR決済が使える場面が増えていますが、屋台や小さな店では現金が必要なことも多いので、少額の現金は用意しておくと安心です。営業時間は店舗によって異なり、深夜早朝は開いている窓口が限られることもあります。
06SHOPPING
免税店・ショッピング
出国後の制限エリアや、出発コンコースには免税店・土産物店が並び、ベトナムらしい工芸品やコーヒー・茶・菓子がそろいます。ここでは代表的なジャンルを3つだけ紹介します。買い回りの詳しい楽しみ方までは踏み込まず、「どんな店があるか」の見取り図として使ってください(出店は入れ替わるので、現在の顔ぶれは公式サイトでご確認を)。
ベトナムの工芸品(漆器など)HANDICRAFTS
手描きの漆器など、ベトナムらしい工芸品も土産物店で見られます。軽くて自分用にも贈り物にもしやすく、旅の記念に選びやすい品です。
土産・コンビニ的な物販SOUVENIRS & GIFTS
出発コンコースには土産・雑貨・軽食をまとめて扱う物販エリアがあります。搭乗前にさっと買い足したいときや、ばらまき土産を探すときに立ち寄りやすい区画です。
ベトナムコーヒー・茶・菓子LOCAL FOOD GIFTS
ベトナムコーヒーやハスの茶、ドライフルーツ・ナッツなど、現地の食品土産は土産物店の定番です。定番のばらまき土産として人気で、パッケージ入りで持ち帰りやすいのも利点。液体物は機内持ち込みの制限に注意してください。
07DINING
飲食・グルメ
ターミナル内にはカフェ・ファストフード・軽食があり、出発前でも待ち時間でも食事ができます。ここも全部は並べず代表を3つだけ。お店ごとの細かい評価はしません(出店は入れ替わるので、最新は公式でご確認を)。
ファストフード(バーガーなど)FAST FOOD
バーガーなどのファストフードもあります。時間が読みにくいときや、さっと済ませたいときの選択肢。価格がUSD表示の店もあり、支払い方法は店頭で確認を。
カフェ・軽食(待合そば)CAFE & SNACKS
待合の座席近くにもカフェや軽食(フォーなどの麺類を出す店も)が点在します。搭乗まで座って過ごしたいときに便利。ベトナム名物のフォーを空港で試せることもあります。
08FACILITIES
施設・サービス
待ち時間や、いざというときに助かる施設もそろっています。場所や有無は改装で変わることがあるので、必要なものは事前に公式のフロアマップで確認しておくと確実です。
小さな子ども連れに心強いのが、飛行機の形をした遊具のあるキッズゾーン。制限エリア側にも、駐機場を望む大きな窓に面した子どもの遊び場があり、飛行機を眺めながら待てます。ほかにも通信(SIM/eSIM)カウンター、観光案内、総合案内、両替・ATMなどが到着・出発の各所にあります。
窓辺のキッズスペースKIDS AREA
制限エリアには、駐機場を望む窓に面した子どもの遊び場もあります。飛行機を眺めながら遊べるので、搭乗を待つあいだの気分転換にちょうどよいスペースです。
通信・案内カウンターSIM & INFO
到着ロビーにはSIM/eSIM の通信カウンターや観光案内が並びます。到着してすぐネット環境を整えられるのが便利。シャワーや仮眠設備、授乳室などの具体的な場所は、ターミナル・フロアで異なるため必要な方は公式サイトで位置をご確認ください。
09HIGHLIGHTS
見どころ・展望・機体
ノイバイは、ベトナムの航空会社の機体を間近に眺められる場面がある空港です。ここでは代表を3つ紹介します。どう楽しむかといった体験の深掘りまでは踏み込まず、「何があるか・どこにあるか」に絞って案内します。北部ハノイは冬に霧が出やすく、朝は駐機場が霞むこともあります。
駐機場(エプロン)の眺めAPRON VIEW
搭乗口や待合の窓からは駐機場に並ぶ機体を眺められます。ベトナム航空・ベトジェットエア・バンブーエアウェイズなど、ベトナムの各社が行き交う様子は、この空港ならではの光景です。
タラップ搭乗と機体(LCC)AIRCRAFT
LCCの便では、ボーディングブリッジではなくタラップ(階段)で機体まで歩いて搭乗することがあります。エンジンや尾翼を間近で見られる場面があり、飛行機好きには印象に残る体験です(歩く際は係員の誘導に従って安全に)。
10FAQ
よくある質問
国際線から国内線への乗り継ぎは、どう動けばいい?
空港からハノイ市内へはどう行く?
両替はどこですればいい?
前泊・深夜着のホテルは?
11RELATED
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