香港国際空港のTravelex両替所「CURRENCY EXCHANGE」。各国通貨の売買レート電光板と「GET YOUR HKD HERE」「ここで香港ドルが両替できます」の案内、カウンターにスーツケースの旅行者が並ぶ。
両替ガイド

香港(香港国際空港)の両替はどこがおすすめ?

更新 2026.07.11

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香港(香港国際空港・HKG)の両替は、あまり構えなくて大丈夫です。結論から言うと、日本で用意するより、現地に着いてから香港ドル(HKD)に換えるほうが圧倒的にお得。というのも香港は、市内の両替商——とくに尖沙咀(チムサーチョイ)の重慶大厦(チョンキンマンション)などに集まる両替専門店——のレートが世界的に有名なほど良く、手数料は約-0.0%ほど。日本の空港(約11.9〜13.4%)や宅配(約3.6%)とは、けた違いに安いのです。しかも香港国際空港にもTravelex・Global Exchangeといった両替所や、HSBC・中国銀行(香港)のATMがあるので、着いてすぐ換えられます。ただしひとつコツがあって、同じ香港でも「銀行やATM」より「市内の両替商」を選ぶと、もう一段安くなります(銀行のHSBCは約1.2%)。なお正直に言うと、手元のデータには香港国際空港そのものの両替ブースのレートが無いため、空港ブースの数値は出さず、「市内の両替商 vs 香港の銀行」の実測で二段を語ります。香港はキャッシュレスも進みますが、屋台や小さな店、八達通(オクトパス)のチャージなど現金が要る場面は残るので、ある程度は現金を持っておきたいところ。到着してからの動きを、実際のレート(2026年4月19日時点)で順に整理します。

香港ドルは現地で替えるのが正解

香港は市内の両替商(尖沙咀・重慶大厦のPacific Exchangeなど)のレートが世界的に有名なほど良く、手数料は約-0.0%ほど。日本の空港(約11.9〜13.4%)や宅配(約3.6%)とはけた違いに安い。香港国際空港にもTravelexやGlobal Exchange、HSBC・中国銀行(香港)のATMがあるので、日本で用意するより現地で香港ドルに換えるほうがずっとお得です。

「銀行・ATM」より「市内の両替商」

同じ香港でも、銀行のHSBC(約1.2%)は市内の両替商(約-0.0%)より割高で、差は1万円あたり約123円。空港の両替ブースやATMも便利ですが、まとまった額は尖沙咀・重慶大厦の両替商が本命です。なお香港国際空港のブース固有のレートは当データに無いため、数値は「市内の両替商 vs 香港の銀行」の実測で扱います。

01ARRIVAL

香港国際空港での両替ポイントまとめ

香港国際空港の両替は、そんなに難しくありません。日本からの便は入国審査 → 荷物受け取り → 到着ホール(Arrivals Hall/接機大堂)と進めば、両替(Currency Exchange/外幣找換)の看板がすぐ目に入ります。まずは押さえておきたい3点から。

到着ホール入口のTravelex両替所。「CURRENCY EXCHANGE 外幣找換」の看板が出ており、着いてすぐ香港ドルに換えられる。

到着したら、まず少額を香港ドルに

到着エリアには両替カウンターがあり、パスポートを見せればその場で換えられます。すぐ出せるようにしておきましょう。まずは空港からの移動費+αの5,000〜10,000円ほどを換えておけば安心です。あとで見るように、いちばんお得なのは市内の両替商ですが、香港国際空港にもTravelexやGlobal Exchangeの両替所があるので、少額なら着いてすぐ換えても大きくは損しません。ただしまとまった額は市内の両替商に回すのが基本です(理由はレートの節で)。

有人カウンターのほか、こんなセルフの両替機も置いてある。到着してまず少額を、というときは行列を待たずに済むことも。

「銀行・ATM」より「市内の両替商」がいちばん良い

香港の両替は、換える場所でレートがけっこう変わるのがポイントです。ざっくり言うと、尖沙咀・重慶大厦などに集まる市内の両替商が、いちばんレートが良い。一方で、空港や街なかの銀行(HSBC等)・ATMは、便利ですが市内の両替商よりは割高です。あとで数字で見るように、同じ香港でも市内の両替商(約-0.0%)と銀行(約1.2%)で1万円あたり約123円ちがいます。「市内の両替商を選ぶ」——これが香港でいちばん効くコツです。

香港はカードも広いが、現金の場面は残る

香港は大型店やチェーン、コンビニではカードや八達通(オクトパス)で払えます。ただ屋台・茶餐廳(ローカル食堂)・市場・小さな店では現金(香港ドル)が必要な場面が残ります。しかも八達通のチャージは現金が基本なので、結局いくらか現金は要ります。旅行者が使いにくいQR決済(支付宝HK等)の事情も含めて、現金は現金でしっかり用意しておくのが安心です(決済の使い分けは後半のEpayの節で正直に整理します)。

02LOCATION

両替所はどこ?到着ホールと市内アクセス

香港国際空港はランタオ島(赤鱲角)にある大きな一体型の空港で、日本からの到着は到着ホール(Arrivals Hall・接機大堂)。両替は、この到着エリアの両替カウンターと、市内へ出るときや制限エリアで通る両替ブースが中心です(空港の構造やエアポートエクスプレス(機場快線)・バス・タクシーといったアクセスの詳しい行き方は空港ガイド側の役目なので、ここでは両替に必要な範囲にとどめます。行き方は末尾リンクの香港国際空港ガイドへ)。

香港の両替まわりの営業時間(要確認)

香港の両替まわりの営業時間(要確認)
ターミナル営業時間
香港市内の両替商(重慶大厦・尖沙咀ほか)店により異なる(日中〜夜/重慶大厦は遅くまで開く店も・要確認)
香港国際空港の両替所(両替ブース)便に合わせ早朝〜深夜まで開くブースが多い(要確認)

市内の両替商は店ごとに営業時間が異なり(重慶大厦などは遅くまで開く店もある)、香港国際空港の両替ブースは便に合わせて長めに開いていることが多いですが、店・時期で変わります。当データに正確な営業時刻の裏づけは無いため、深夜早朝着や大きな額を換えるときは、最新の営業時間を各社・空港公式でご確認ください。

香港国際空港では、銀行(HSBC)と両替所(Travelex)が並んでいる。どちらでも換えられるが、レートは店の種類で変わる。

到着エリアで両替できる場所

写真で確認できた両替所を挙げておきます。店舗の顔ぶれ・配置・営業時間は筆者の訪問時点のもので、改装などで変わることがあります。網羅的な一覧ではないので、最新は各社や空港の案内でご確認ください。

香港国際空港で両替できる場所(例)
両替できる場所(香港国際空港)種類・メモ
Travelex Currency Exchange(到着ホール・制限エリア)国際両替チェーンのブース。各国通貨の売買レート電光板つき
Global Exchange(全球兌換/到着エリア)両替チェーンのカウンター+セルフ両替機。SIMカードも扱う
HSBC(滙豐/到着エリア)銀行の窓口(Express Banking)。両替カウンターとATMを併設
中国銀行(香港)・HSBC のATM(到着エリア)「Cash Withdrawal 現金提款」のATM。カードで香港ドルを引き出せる(手数料は各カード次第)

到着エリアで確認したTravelex・Global Exchangeの両替所と、HSBC・中国銀行(香港)の窓口/ATMを挙げたもの。写真は「両替所がある」ことの確認で、各店の当日のレートは掲示・端末でご確認を。

Global Exchange(全球兌換)の両替所。有人カウンターに加え、セルフ両替機やSIMカードの取り扱いもある。空港でも複数の両替チェーンから選べる。

空港の両替所と市内の両替商、どちらで替える?

到着してすぐ少額を換えるだけなら、目の前の両替所でさくっとで構いません。ただまとまった額を換えるなら、尖沙咀・重慶大厦などの市内の両替商のほうが得。次のレートの節で、その差を実際の数字で見てみましょう。

こちらは乗り継ぎエリアの両替キオスク。到着ホールだけでなく、動線の要所にちょこちょこ両替所がある。

03RATES

そもそも香港のレートは良い?悪い?

「空港の両替は損」とよく言われますが、香港ではまず「どこで替えるか」で損得が大きく変わります。香港ドルの手数料を、実際のレート(2026年4月19日時点)で二段に見ていきます。

※ 大事な前置き:当データ(2026年4月19日スナップショット)には香港国際空港そのものの両替ブースのレートは入っていません。そこで数字は、香港の実測がある「市内の両替商(Pacific Exchangeなど)」と「香港の銀行(HSBC)」で扱います。空港の両替ブース(Travelex・Global Exchang等)は写真のとおり「ある」ことは確認できますが、空港固有のレート数値は当データに無いため、数字での順位づけはしません。数値を勝手に作らないための、正直な線引きです。

Travelexのレート板。各国通貨の売買レートが電光板に出ているので、当日の数字はこの掲示で確かめられる。

① 日本と比べると──現地(香港の両替商)が圧倒的に安い

香港ドルでいちばん損なのは、日本の空港の店頭で換えること。手数料は1万円あたり約1,187〜1,341円(約11.9〜13.4%)にもなります。それに対して香港の市内両替商(Pacific Exchange・重慶大厦/尖沙咀)は約-4円(約-0.0%)。桁がいくつも違うほど現地のほうが安く、「日本で用意」より「香港で」のほうが圧倒的に得でした。

しかも香港の場合、日本を出る前に宅配(外貨両替ドルユーロ)で用意しても約360円(約3.6%)で、これも現地の両替商には遠く及びません。香港は現地(市内)の両替商が、日本のどの手段より圧倒的に安い。だから無理に日本で段取りせず、着いてから換えるのが素直です(それでも「到着直後に確実に現金が要る」安心のために、少しだけ日本で持っておくのは十分アリ)。

② 香港のなかで比べると──市内の両替商が最良、銀行・ATMは割高

ここが香港の本題です。同じ香港でも、市内の両替商と、銀行(HSBC)・ATMではレートがはっきり違います。世界の旅行者が「香港はレートが良い」と言うのは、この市内の両替商のことです。

香港ドル:市内の両替商と銀行くらべ(1万円あたり・目安)各店で 1万円 が何通貨になるかで比較。差は「現地通貨 → 市場レート(実勢)で円換算」の順に示します。
  • 香港ドルHKD
    ✓ こちらがおすすめ
    香港市内の両替商(Pacific Exchange)1万円で受け取れる約482香港ドル1 HKD = 20.75円
    香港の銀行(HSBC)1万円で受け取れる約476香港ドル1 HKD = 21.00円
    香港市内の両替商(Pacific Exchange)のほうが 約6香港ドル 多く受け取れる= 市場レート換算で 約120円分 お得(1万円あたり)

2026年4月19日時点。どちらも香港の実測レートで、市内の両替商(Pacific Exchange・重慶大厦/尖沙咀)と香港の銀行(HSBC)の差は1万円あたり約123円。市内の両替商のほうがはっきり安い、というのが香港の特徴です。なお香港国際空港の両替ブース(Travelex等)そのもののレートは当データに無いため、この比較には含めていません。レートは日々動くので金額は目安です。

同じ香港でも1万円あたり約123円、市内の両替商のほうが得。銀行やATMは便利ですが、レートで見れば市内の両替商に一歩ゆずります。全体像を、市内の両替商を基準にした差額表で並べておきます。

香港ドルを1万円ぶん換えたときの手数料(香港の市内両替商を基準にした差・目安)
両替する場所手数料(1万円あたり・目安)香港の市内両替商との差
香港の市内両替商(Pacific Exchange・重慶大厦/尖沙咀)約-4円基準
香港の銀行(HSBC・カウンター両替)約119円+約123円
日本で宅配(外貨両替ドルユーロ)約360円+約364円
日本の空港(成田GPAの店頭・目安)約1,187円+約1,191円
関西空港(店頭)約1,341円+約1,345円

2026年4月19日時点の各所のレートから算出した、1万円を香港ドルに換えたときの手数料の目安です。基準は香港の市内両替商(Pacific Exchange・重慶大厦/尖沙咀)。「香港の銀行」はHSBCのカウンター両替レート。当データに香港国際空港の両替ブース固有のレートは無いため、この表に「空港の両替所」の行はあえて入れていません(数値を作らないための線引き)。レートは日々動くので、金額はあくまで目安として見てください。

到着エリアの中国銀行(香港)・HSBCのATM。「Cash Withdrawal 現金提款」でカードから香港ドルを引き出せるが、手数料は各カード次第。急ぎでなければ市内の両替商のほうが見通しは立てやすい。

この表で効いてくるのが、「市内の両替商」と「銀行」「日本」の距離感です。市内の両替商(約-4円)が最良で、香港の銀行(約119円)でも日本の空港(約1,187〜1,341円)よりずっと安い。つまり「現地で替える」だけでほぼ勝ち、そのうえで大きな額なら市内の両替商(尖沙咀・重慶大厦)でもう一段——これが香港の両替の芯です。なおATMでの引き出しは、香港のATM側の手数料に加えて自分のカードの海外手数料が乗るため、費用の見通しは両替より読みにくい点に注意してください。

04CASH

香港で現金が必要になる場面は?

そもそも、香港で現金(香港ドル)が要るのはどんな場面でしょうか。まったく現金なしはさすがに不安なので、多少は持っておくのが安心です。

空港を出るとき

  • エアポートエクスプレス(機場快線):香港駅・九龍駅へ。切符は八達通やカードで買えますが、券売機まわりは現金があると確実です。
  • タクシー:確実にいきたいならタクシーが便利。ただし基本は現金(香港ドル)のことが多く、行き先の色(市街=赤/ランタオ=青など)で車が分かれます。
  • エアポートバス(A系統など):市内へ向かうバスは、八達通か現金で乗れます。

ここでは「現金が要るか」に絞りました。乗り方や決済の使い分けは、次のEpayの節でまとめます(アクセスの詳しい行き方は空港ガイドへ)。

市街地に入ってから

  • 屋台・茶餐廳(ローカル食堂)・街市(市場):香港の醍醐味であるローカルな飲食や市場は、現金のみのことがあります。
  • 八達通(オクトパス)のチャージ:MTRやバス、コンビニで使える交通ICですが、チャージは現金が基本。結局いくらか現金が要ります。
  • 小さな個人商店:カード手数料を嫌って現金のみ、という店も残っています。
到着エリアの中国銀行(香港)のATM・支店。現金が尽きたときの受け皿にはなるが、手数料はカードごとに差がある。まずは市内の両替商で香港ドルを作るのが手堅い。

だから、両替は5,000〜10,000円くらいから

以上をまとめると、両替はしておいたほうがよく、金額はまず5,000〜10,000円くらいから。基本はカードと八達通、現金は屋台・市場・チャージのための「実弾」です。足りなくなったら、市内の両替商で足す——このくらいの構えでちょうどいいと思います。香港は市内の両替商のレートが良いので、追加の両替も気楽です。

05PAYMENT

決済の使い分け(現金 / カード / 八達通 / QR)

香港はキャッシュレスも進んでいますが、「カード」「現金」「八達通」「QR」の立ち位置が旅行者には分かりにくいので、到着客の目線で整理します。

① 支払いの主役──カードと八達通、そして現金

大型店・チェーン店・コンビニ・ホテルは、クレジットカード(Visa/Master)が広く使えるようになりました。それを補うのが八達通(オクトパス)で、MTR・バス・トラム・コンビニ・多くの店で使える万能の交通IC兼電子マネーです。一方で屋台・茶餐廳・市場・小さな店は現金のみが残ります。この「カード・八達通が使える場所」と「現金が要る場所」の二層を意識して、現金は屋台・市場・チャージ用に温存する——これが基本の構えです。良い点と注意点を並べておきます。

良い点

  • 大型店・チェーン店・コンビニ・ホテルは、クレジットカード(Visa/Master)が広く使える
  • 交通系ICの八達通(オクトパス)が、地下鉄(MTR)・バス・トラム・コンビニ・多くの店で使えて便利
  • 主要駅・モール・空港にATMがあり、いざとなればカードのキャッシングで現地通貨を足せる(手数料は要確認)

微妙な点

  • 街の屋台・茶餐廳(ローカル食堂)・市場・小さな個人商店は、現金(香港ドル)のみのことがある
  • 八達通のチャージは現金が基本で、クレジット非対応の窓口も多い=結局いくらか現金が要る
  • 香港のQR決済(支付宝HK・微信支付・FPS)は基本、香港の口座や現地アプリ設定が前提で、短期の旅行者が現地設定なしで使うのは難しいことが多い(対応は変わりやすい)

② 八達通のチャージは現金が基本

八達通はとても便利ですが、つまずきやすいのがチャージの原資です。チャージは現金が基本で、クレジット非対応の窓口・機械も多い。つまり「八達通があるからカードなしで大丈夫」とはならず、チャージ用の現金は結局要るということ。到着後に少額を現金にしておくと、八達通のチャージまでスムーズです(近年はスマホの八達通アプリでカードチャージできる仕組みも広がっていますが、対応は端末・カードで差があるので過信は禁物)。

③ 香港のQR決済について正直に

香港のローカルはQR決済(支付宝HK・微信支付・FPS など)も使いますが、基本は香港の口座や現地アプリの設定が前提で、短期の旅行者が現地設定なしで使うのは難しいのが実情です(対応は変わりやすい)。「店にQRがあるからカードなしで大丈夫」とは考えず、現金は現金で用意しておきましょう。最新の対応は各サービスの公式でご確認ください。

④ 現金が尽きたら──ATM

現金が足りなくなったら、主要駅やモール、空港のATM(HSBC・中国銀行〈香港〉など)でカードのキャッシングという手もあります。ただ海外ATMは現地側の手数料に加え、自分のカードの海外手数料もかかるのが一般的で、設定はカードごとに差があります。使う前にご自身のカードの手数料・海外キャッシング設定を確認しておくと安心です。急ぎでなければ、市内の両替商でさっと香港ドルを作るほうが手数料の見通しは立てやすいでしょう。

空港のHSBCのATM。カードのキャッシングで香港ドルを足せるが、海外手数料はカードごと。いざという時の保険くらいに考えておくと気楽。

⑤ 到着してからの動線

まとめると、迷ったらこの順番で大丈夫です。到着エリアの両替所で5,000〜10,000円を現金にする → 交通費・八達通のチャージはここから → あとはカードと八達通で、現金は屋台・市場用に温存。大きな額を良いレートで換えたくなったら、尖沙咀・重慶大厦の両替商で足す。これで空港から市内まで、現金切れで立ち往生することはまずありません。

06CITY

香港国際空港以外・市内で両替するなら?

空港以外で換えるなら、香港では選択肢はシンプルです。基本は市内の両替商。とくに尖沙咀(チムサーチョイ)の重慶大厦(チョンキンマンション)に集まる両替専門店は、レート最重視派の定番で、世界的に「香港はレートが良い」と言われる中心地です。旺角(モンコック)や中環(セントラル)などにも両替商は点在します。

まとまった額は尖沙咀・重慶大厦の両替商で

十万円以上を換えるなど、とにかくレートを突き詰めたいなら尖沙咀・重慶大厦の両替商。前の差額表のとおり、市内の両替商(約-4円)は、香港の銀行(約119円)や日本の空港(約1,187〜1,341円)とはっきり差がつきます。まとまった買い物や連泊の予定があるなら、ここが本命。ただし店ごとにレートも営業時間もまちまちで、複数の店を見比べる人も多いエリアです。提示レートと手数料の有無をその場で確認してから換えると安心です。

少額の追加や深夜早朝は、空港・銀行・ATMで

「あと少しだけ足りない」というときや、両替商が閉まっている時間は、空港の両替所や銀行・ATMが受け皿になります。市内の両替商ほどのレートではないにせよ、当座の少額なら十分使えるので、無理に翌日まで我慢する必要はありません(空港ブースのレートは当データに無いため、当日は掲示でご確認を)。

日本を出る前に用意しておきたい場合は、宅配(外貨両替ドルユーロ)や日本の空港という手もありますが、香港に関しては現地の両替商のほうが断然安いので、急ぎでなければ現地で換えるのがおすすめです。日本側の損得は、末尾にリンクした羽田の両替記事にまとめています。

07WRAP-UP

さいごに

香港(香港国際空港)での両替は、こう覚えておけば迷いません。

  • 着いてから現地で香港ドルに換えてOK。香港は市内の両替商のレートが世界的に有名なほど良く、日本の空港や宅配とはけた違いに安い。無理に日本で用意しなくて大丈夫です。
  • 「銀行・ATM」より「市内の両替商」を選ぶ。同じ香港でも、銀行(HSBC・約1.2%)は市内の両替商(約-0.0%)より1万円あたり約123円割高。いちばん安いのは尖沙咀・重慶大厦の両替商で、まとまった額ほど市内が効きます(空港ブース固有のレートは当データに無く、当日の掲示で要確認)。
  • 現金は5,000〜10,000円くらいから。基本はカードと八達通、現金は屋台・市場・チャージのための「実弾」。八達通のチャージは現金が基本で、QR(支付宝HK等)は旅行者には使いにくいので、現金は現金で用意を。

香港はキャッシュレスが進みつつも、屋台や市場、八達通のチャージでは現金が主役。その現金を現地の両替商で世界屈指の良いレートで用意できるのが香港の強みです。皆さまの香港旅行が、気持ちよく始まりますように。