中部国際空港(セントレア)のスカイデッキから見た駐機場。手前にフィンエアーのエアバスA350、左にJAL機、奥にシンガポール航空・タイ航空の機体が並び、遠くに伊勢湾。
空港ガイド

セントレア(中部空港)ガイド

更新 2026.07.12

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中部国際空港(セントレア/NGO)は、名古屋を中心とした中部地方の空の玄関口で、伊勢湾に浮かぶ人工島にある海上空港です。フルサービスの大手から国際線、LCCまでが乗り入れ、第1・第2の2つのターミナルに分かれています。ざっくり言うと、第1ターミナルが国際線と多くの航空会社のメイン第2ターミナルがLCC向けという組み立てです(就航する航空会社の割り当ては入れ替わるので、発着ターミナルは搭乗前に公式でご確認を)。そしてセントレア最大の見どころが、海に面した約300mのスカイデッキ——飛行機を日本でも屈指の近さで眺められる展望デッキです。このページは、はじめて使う人でも「セントレアをどう回るか」を1枚で見渡せるように、ターミナルの構成・名古屋からのアクセス・出発と到着の動線・両替・飲食・見どころの要点を、実際の写真とともに整理した案内ハブです。両替のレート判断といった深掘りは、専門ページへご案内します。

01TERMINALS

概要とターミナル構成

セントレアは2つのターミナルで航空会社が振り分けられています。最初の一歩は、自分の便がどちらのターミナルから出るのかを確かめること。第1と第2は雰囲気も入口も違うので、ここを取り違えると移動に時間を取られます。

第1ターミナルのチェックインホール。三角トラスの大屋根が目印の、フルサービス中心のメインターミナル。

おおまかな振り分けは次のとおりです。就航する航空会社や発着ターミナルは入れ替わることがあるので、ここは「だいたいの傾向」として押さえておき、実際の発着ターミナルは予約時に必ず確認してください。

第1ターミナル(T1)TERMINAL 1

国際線と、多くの航空会社が発着するメインのターミナル。国内線もこちらが中心です。三角トラスの大屋根が印象的で、飲食・買い物のフロアや、目玉のスカイデッキもこの第1ターミナル側にあります。

第2ターミナル(T2)TERMINAL 2

LCC向けのターミナル。2019年9月に開業した、むき出しの天井が特徴のシンプルな造りです。第1ターミナルとは別棟で、国内線・国際線それぞれのチェックイン・到着口があります(就航する航空会社は入れ替わるので、最新は公式でご確認を)。

第2ターミナルのチェックインホール。むき出し天井のLCCらしい造りで、第1ターミナルとは表情が大きく違う。

※就航航空会社や発着ターミナルの割り当ては変わることがあります(当ページの確認は2026年7月時点)。搭乗前に、中部国際空港セントレアの公式サイトで最新の発着ターミナルを必ずご確認ください。

02ACCESS

空港へのアクセス(鉄道・バス・車)

セントレアへのアクセスは、名鉄(名古屋鉄道)の電車が中心で、そのほか高速バスがあります。海上空港ですが、島までは橋でつながっていて、電車も車もそのまま空港へ入れます。

空港の全景。鉄道・バス・車が集まるアクセスプラザから、各ターミナルへつながる。

鉄道は名鉄が乗り入れていて、名鉄名古屋駅から中部国際空港駅まで、有料の全車指定席特急「ミュースカイ(μ-SKY)」で約28分です(公式案内より)。ミュースカイのほかに一般の特急・急行も走っていて、こちらは追加料金なしで乗れます。駅はアクセスプラザという交通の結節点にあり、ここで電車・バス・車と各ターミナルが結ばれています。鉄道の駅は第1ターミナル側にあるので、第2ターミナルへ向かう場合は、そこから連絡通路や連絡バスで移動します(アクセスプラザは2026年8月末までの予定で改修工事が行われています。案内表示が変わることがあるので、最新は公式でご確認を)。

高速バスは、名古屋方面や中部各地から空港連絡バスが出ています。車の場合は駐車場が使えます。正確な運賃・所要時間・時刻は、名鉄やバス会社の公式サイトでご確認ください

03DEPARTURE

出発の動線(チェックイン→保安→出国→搭乗)

出発の流れは、どちらのターミナルでもチェックイン → 保安検査 →(国際線は出国審査)→ 搭乗の順です。まず出発フロアで搭乗手続きと荷物預けを済ませ、保安検査(国際線は出国審査も)を抜けると、制限エリアに出ます。第1ターミナルは、出発ロビーが上の階、到着ロビーがその下の階という上下の関係で、上の階には飲食・買い物のフロアも広がっています。

第1ターミナルの国際線チェックインエリア。「侍×忍者」の装飾が旅の始まりを盛り上げてくれる。

館内は案内サインとフライト案内のモニターが要所にあり、表示に従えば迷いにくくなっています。保安検査や出国審査の混み具合は時間帯で大きく変わるので、とくに午前中や連休前、LCC利用のときは、早めにフロアへ着いておくと安心です。

04ARRIVAL

到着の動線(入国→手荷物→到着ロビー)

到着は(国際線は入国審査 →)手荷物受取 → 到着ロビーの順です。飛行機を降りたら案内サインに従って進み、預けた荷物を受け取って到着ロビーに出ます。到着ロビーには、鉄道・バスの案内やインフォメーション、両替の窓口などが並びます。

到着出口のホール。案内表示に従って、鉄道・バス乗り場やインフォメーションへ向かう。

到着してすぐの両替や通信の準備は人によって優先順位が違います。到着ロビーで必要な分だけ現金を用意し、あとは市内で、という組み立てもできます。両替の考え方は次の節と両替ガイドにまとめました。

「Welcome to CENTRAL JAPAN」の壁面装飾。セントレアは中部地方への玄関口でもある。

05MONEY

両替・ATM

ターミナルには、外貨両替のカウンターと、海外カード対応のATMがあります。到着してすぐ現金を用意できるのが空港両替の利点です。

ターミナル内の外貨両替カウンター(写真はトラベレックス)。表示レートには両替店の手数料が上乗せされている。

空港のレートには手数料が上乗せされ、通貨・店舗・時期で条件が変わります。セントレアには、直営の外貨両替や銀行系の窓口、第2ターミナルの自動両替機などがあります。どの窓口をどう使い分けるか、どの通貨をどこで換えるかといった比較や結論は、両替ガイドにまとめています(ここでは順位やレート表は扱いません)。営業時間は窓口によって異なり、早朝便・深夜便のときは開いている窓口があるかも含めて、あわせて確認しておくとよいでしょう。

レートの比較・結論はこちら

06SHOPPING

免税店・ショッピング

国際線の出国後エリアには免税店があり、一般エリアにも土産物店が並びます。ここでは「どんな店があるか」の見取り図として、代表的なものを紹介します(店舗は入れ替わるので、最新の顔ぶれは公式でご確認を)。

第2ターミナルの土産物店「おみやげ館」。名古屋・中部の銘菓がそろう。

土産物店(名古屋・中部の銘菓)SOUVENIRS

ターミナルには、名古屋や中部地方の銘菓・名産品を扱う土産物店があります。旅の前後に立ち寄りやすく、手みやげ選びの拠点になります(取り扱いは入れ替わります)。

免税店(国際線出国後)DUTY FREE

国際線の出国後エリアには免税店があります。出発前の買い物に。出店ブランドや営業時間は入れ替わるので、最新は公式でご確認ください。

07DINING

飲食・グルメ

セントレアは、海外や国内へ発つ前に「名古屋めし」を味わえるのが持ち味です。ここはお店ごとの細かい評価はせず、雰囲気だけ(店舗は入れ替わるので、最新の顔ぶれは公式で確認を)。

名古屋めしの一例、味噌煮込みうどん。旅の前後に土地の味を楽しめる。

第1ターミナルの上の階には、和洋のレストランやカフェが集まる飲食フロアがあります。味噌煮込みうどんやきしめんといった名古屋めしのほか、旅の合間に一息つけるカフェもそろっています。時間に応じて、しっかり食事にも、軽く一杯にも使い分けられます。

08VIEWS

見どころ・スカイデッキ・機体

セントレア最大の見どころは、なんといってもスカイデッキ。海に面した立地を生かした、飛行機好きにはたまらない空港です。飛行機を眺めるなら、次の3つを押さえておきましょう。

スカイデッキ。約300m続くウッドデッキから、海と飛行機を一望できる。

スカイデッキ(展望デッキ)SKY DECK

第1ターミナルの屋上にある、約300mのウッドデッキ。公式が「日本一飛行機に近い展望デッキ」とうたうとおり、滑走路・駐機場をとても近くに感じられます。海に面していて開放感も抜群。営業時間は変わることがあるので、訪れる前に公式サイトでご確認ください。

海に面した滑走路。伊勢湾を背に離着陸する機体を、スカイデッキから間近に眺められる。
中部国際空港の駐機場を地上走行するベトナム航空のエアバスA350型機。青い胴体に「Vietnam Airlines」、尾翼に黄色い蓮の花のロゴ、エプロンに「A380」のマーキング、背景に他社機と伊勢湾。

海に面した滑走路・エプロンSEASIDE RUNWAY

スカイデッキから見下ろす駐機場(エプロン)と、海に面した滑走路。伊勢湾を背に離着陸する機体や、地上作業の様子を間近に眺められます。国際線からLCCまで、いろいろな塗装の機体が見られます。

中部国際空港の商業施設「FLIGHT OF DREAMS」に展示された実機ボーイング787初号機(ZA001)。暗い館内に青と白の787、ガラス張りの搭乗ブリッジ、大型エンジン、左奥に「FLIGHT OF DREAMS」の照明サイン。

FLIGHT OF DREAMS(787初号機)FLIGHT OF DREAMS

第1ターミナルに隣接する商業施設。ボーイング787の初号機(ZA001)の実機が展示されています(施設の内容は入れ替わるので、最新は公式でご確認を)。飛行機を間近に見上げられる、セントレアならではのスポットです。

09FAQ

よくある質問

自分の便はどっちのターミナル?
ジェットスターやエアアジアなどのLCCは第2ターミナル、国際線や多くの航空会社は第1ターミナルが中心です。ただし発着ターミナルは航空会社や便で変わることがあるので、予約時に公式サイトで確認するのが確実です。
名古屋から空港まではどう行く?
名鉄名古屋駅から中部国際空港駅まで、全車指定席特急「ミュースカイ」で約28分です。追加料金なしの一般特急・急行もあります。高速バスや車でも行けます(運賃・時刻は各社公式で)。
両替はどこですればいい?
ターミナルに外貨両替の窓口とATMがあります。直営・銀行系・自動両替機の使い分けや、どの通貨をどこで換えるかの比較両替ガイドにまとめています。
スカイデッキは誰でも入れる?
第1ターミナルの屋上にある展望デッキで、飛行機を間近に眺められます。営業時間は変わることがあるので、訪れる前に公式サイトで最新をご確認ください。
早朝便・深夜便の前泊・後泊はどこが便利?
空港直結や周辺にホテルがあります。個別の評価やランキングはここでは行いません。位置や料金は、公式サイトや各予約サイトでご確認ください。

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