KLIA到着ホールのTravelex両替カウンター。黒い円柱状の看板に発光する「CURRENCY EXCHANGE 货币兑换」、赤いパネルに€$¥の通貨記号と「0% COMMISSION」の表示。左奥にArrival Hall(Balai Ketibaan)のフライト案内板、右手をスーツケースの旅行者が通る。
両替ガイド

クアラルンプール(KLIA)の両替はどこがおすすめ?

更新 2026.07.11

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クアラルンプール(KLIA・KLIA2)の両替は、あまり構えなくて大丈夫です。結論から言うと、日本で用意するより、現地に着いてからマレーシアリンギットに換えるほうが圧倒的にお得。というのもリンギットは、日本の空港や宅配で用意するとやたら割高(1万円あたりで千円前後もの手数料)になりがちな一方、KL市内の両替専門店(モールのMoney Changer)のレートはとても良いからです。しかもKLIA空港にもTravelex・Maybank・CIMB・AmBank・Bank Islamといった両替所があるので、着いてすぐ換えられます。ただし正直に言うと、当データにはKLIA空港そのものの両替レートが入っていません。そこで数値の比較は「日本 vs マレーシア現地(KL市内の専門店)」の一段に絞り、空港の両替所は「あるし使えるが、レートは市内の専門店ほどではない傾向とされる(最新は公式で)」と定性にとどめます。マレーシアはカードや現地ATMも使えますが、屋台・市場など現金でないと困る場面はまだ多いので、ある程度は現金を持っておきたいところ。到着してからの動きを、実際のレート(2026年4月19日時点)で順に整理します。

リンギットは現地で替えるのが正解

KL市内の両替専門店(モール内のMoney Changer)は手数料が約0.6〜1.4%。日本の空港(約10.4〜11.0%)や宅配(約6.6%)とはけた違いに安く、リンギットを日本で用意するのはいちばん損です。KLIA空港にもTravelex・Maybank・CIMBなどの両替所があるので、無理に日本で段取りせず現地で換えるのが得です。

まとまった額は市内の専門店で

KLIA空港でも替えられますが、当データにKLIA空港そのものの両替レートは入っておらず、一般に「空港のレートは市内の専門店ほどではない傾向」とされます(最新は各社・空港公式で)。空港では移動費+αだけにして、まとまった額はKL市内の両替専門店で換えるのが本命です。

01ARRIVAL

クアラルンプール空港での両替ポイントまとめ

KLIAの両替は、そんなに難しくありません。日本からの便は入国審査 → 荷物受け取り → 到着ホール(Arrival Hall/Balai Ketibaan)と進めば、両替(Currency Exchange)の看板がすぐ目に入ります。まずは押さえておきたい3点から。

到着階のBank Islam両替カウンター。日本円ほか多通貨のレートボードを掲げ、パスポートを見せればその場でリンギットに換えられる。

到着したら、まず少額をリンギットに

到着ホールには両替カウンターがあり、パスポートを見せればその場で換えられます。すぐ出せるようにしておきましょう。まずは空港からの移動費+αの5,000〜10,000円ほどを換えておけば安心です。あとで見るように、いちばんお得なのはKL市内の両替専門店ですが、KLIAにもTravelexや各行の両替所があるので、少額なら着いてすぐ換えても大きくは損しません。ただしまとまった額は市内の専門店に回すのが基本です(理由はレートの節で)。

到着エリアで通るTravelexの両替コーナー。青い「CURRENCY EXCHANGE」の看板と通貨記号のカラムが目印で、看板を探さなくても目に入る。

「空港」より「市内の両替専門店」がいちばん良い

マレーシアの両替は、換える場所でレートがけっこう変わるのがポイントです。ざっくり言うと、KL市内の独立系の両替専門店(モールのMoney Changer)が最もレートが良い傾向。KLIA空港にも両替所(Travelexや銀行系)はありますが、そのレートは当データに無く、一般に市内の専門店ほどではないとされます。だから空港では移動費だけ、大きな額は市内で——これがクアラルンプールで効くコツです。

マレーシアはカードも広いが、現金の場面は多い

マレーシアはモールやコンビニ、チェーン店ではカードで払えます。ただ屋台(ホーカー)・ナイトマーケット(パサマラム)・ローカルな食堂・地方の店では現金(リンギット)が必要な場面がまだ多い。旅行者が使いにくいQR決済(DuitNow QR)や電子ウォレットの事情も含めて、現金は現金でしっかり用意しておくのが安心です(決済の使い分けは後半のEpayの節で正直に整理します)。

02LOCATION

両替所はどこ?到着ホールと制限エリア(KLIA/KLIA2)

クアラルンプール国際空港には、メインターミナルのKLIA(第1)とLCC向けのKLIA2があります。日本からのフルサービス便(日系・マレーシア航空など)は主にKLIA、エアアジアなどのLCCはKLIA2に着くのが基本です(就航航空会社×ターミナルは変わることがあるので、搭乗便の指定ターミナルは予約で必ず確認を)。両替は、どちらも到着ホール(Arrival Hall)のカウンターと、市内へ出るときや出発時に通る制限エリアのショッピング通りの両替ブースが中心です(空港の構造やKLIAエクスプレス・バス・タクシーといったアクセスの詳しい行き方は空港ガイド側の役目なので、ここでは両替に必要な範囲にとどめます。行き方は末尾リンクのクアラルンプール空港ガイドへ)。

KLIA2に直結するgateway@klia2モールのCIMBの両替ブース。空港の建物を出てすぐのモールにも、こうした銀行系の両替所がある。

クアラルンプールの両替まわりの営業時間(要確認)

クアラルンプールの両替まわりの営業時間(要確認)
ターミナル営業時間
KL市内の両替専門店(Berjaya Times Square など入居モール内)入居モールの営業時間に準じる(日中〜夜・要確認)
KLIA空港の両替所(両替ブース)便に合わせ早朝〜深夜まで開くブースが多い(要確認)

市内の両替専門店は入居モールの営業時間に準じ、KLIA空港の両替ブースは便に合わせて長めに開いていることが多いですが、店・時期で変わります。当データに正確な営業時刻の裏づけは無いため、深夜早朝着や大きな額を換えるときは、最新の営業時間を各社・空港公式でご確認ください。

AmBankの両替カウンター(KLIA2)。銀行系の両替所も多通貨のレートボードを掲げている。KLIAには各行やTravelexの両替所が点在する。

到着ホール・制限エリアで両替できる場所

写真で確認できた両替所を挙げておきます。店舗の顔ぶれ・配置・営業時間は2022年12月に訪れたときのもので、改装などで変わることがあります。網羅的な一覧ではありません。

クアラルンプール空港で両替できる場所(一例)
両替できる場所(KLIA/KLIA2)種類・メモ
Travelex Currency Exchange(KLIA到着ホール・制限エリアのショッピング通り)国際両替チェーンのブース。「0% COMMISSION」表示・各国通貨記号
Maybank Money Exchange(KLIA2ほか)黄色い看板の銀行系両替カウンター。デジタルのレートボードつき
CIMB Bank Currency Exchange(KLIA/gateway@klia2モール)赤い看板の銀行系両替所。ATMを併設
AmBank Currency Exchange(KLIA2ほか)赤×黄の両替カウンター。多通貨のレート電光ボード
Bank Islam Currency Exchange(KLIA到着階)到着階の両替カウンター。日本円など多通貨のレートボード

到着ホールと制限エリアで確認したTravelex・Maybank・CIMB・AmBank・Bank Islamの両替所を挙げたもの。写真は「両替所がある」ことの確認で、各店の当日のレートは掲示・端末でご確認を。位置や営業時間の現況は各社・空港の案内でご確認ください。

Maybank Money Exchangeの窓口(KLIA2)。黄色い看板の銀行系両替所。到着後すぐ換えられるが、まとまった額は市内の専門店が本命。

空港の両替所と市内の専門店、どちらで替える?

到着してすぐ少額を換えるだけなら、目の前の両替所でさくっとで構いません。ただまとまった額を換えるなら、KL市内の両替専門店のほうが得。次のレートの節で、その差を実際の数字(日本比)で見てみましょう。

03RATES

そもそもクアラルンプールのレートは良い?悪い?

リンギットの両替は、「どこで替えるか」で損得が大きく変わります。ここは実際のレート(2026年4月19日時点)で見ていきましょう。

※ 大事な前置き:当データ(2026年4月19日スナップショット)にはKLIA空港そのものの両替レートは入っていません。そこで比較は「日本 vs マレーシア現地(KL市内の専門店)」の一段に絞ります。KLIA空港の両替所については、写真のとおり「ある」ことは確認できますが、空港固有のレート数値は当データに無いため、数字での順位づけはせず、後半(②)で定性的にだけ触れます。数値を勝手に作らないための、正直な線引きです。

KLIAの両替所のレート板の一例(AmBank)。日本円もちゃんと並ぶ。当日の実レートは、こうした掲示や窓口の端末でその場で確認できる。

① 日本と比べると──現地(KL市内の専門店)が圧倒的に安い

リンギットでいちばん損なのは、日本で換えること。日本の空港の店頭では手数料が1万円あたり約1,044〜1,104円(約10.4〜11.0%)にもなり、日本を出る前に宅配(外貨両替ドルユーロ)で用意しても約659円(約6.6%)と、やはり高め。リンギットは日本ではマイナー通貨で、スプレッドが大きく開きがちなのです。

それに対してKL市内の両替専門店は約56〜144円(約0.6〜1.4%)。桁がいくつも違うほど現地のほうが安く、「日本で用意」より「クアラルンプールで」のほうが圧倒的に得でした。念のため、市内の専門店のうち手数料が高いほうのAntara Duit(約1.4%)を日本の空港と並べても、差は歴然です。

マレーシアリンギット:日本の空港とKL市内の両替専門店くらべ(1万円あたり・目安)各店で 1万円 が何通貨になるかで比較。差は「現地通貨 → 市場レート(実勢)で円換算」の順に示します。
  • マレーシアリンギットMYR
    ✓ こちらがおすすめ
    KL市内の両替専門店(Antara Duit)1万円で受け取れる約248リンギ1 MYR = 40.36円
    日本の空港(成田GPA)1万円で受け取れる約225リンギ1 MYR = 44.41円
    KL市内の両替専門店(Antara Duit)のほうが 約23リンギ 多く受け取れる= 市場レート換算で 約900円分 お得(1万円あたり)

2026年4月19日時点。日本の空港店頭とKL市内の両替専門店の差は歴然。ここではKLの2店のうち手数料が高いほうのAntara Duitを並べても、日本の空港よりけた違いに安い。空港(KLIA)自身のレートは当データに無いため、この比較には含めていません。レートは日々動くので金額は目安です。

全体像を、KL市内の両替専門店を基準にした差額表で並べておきます。

マレーシアリンギットを1万円ぶん換えたときの手数料(KL市内の専門店を基準にした差・目安)
両替する場所手数料(1万円あたり・目安)KL市内の専門店との差
KL市内の両替専門店(e-Globex/Berjaya Times Square)約56円基準
KL市内の両替専門店(Antara Duit)約144円+約88円
日本で宅配(外貨両替ドルユーロ)約659円+約603円
日本の空港(成田・羽田の店頭)約1,044円+約988円
関西空港(店頭)約1,104円+約1,048円

2026年4月19日時点の各所のレートから算出した、1万円をマレーシアリンギットに換えたときの手数料の目安です。基準はKL市内の両替専門店(e-Globex/Berjaya Times Square)。当データにKLIA空港そのもののレートは無いため、この表に「空港の両替所」の行はあえて入れていません(数値を作らないための線引き)。レートは日々動くので、金額はあくまで目安として見てください。

この表で効いてくるのが、「現地(KL市内の専門店)」と「日本」の距離感です。市内の専門店(約56〜144円)に対し、日本の空港は約1,044〜1,104円、宅配でも約659円。差は1万円あたりで数百〜千円ぶんにもなります。つまり「現地で替える」だけでほぼ勝ち——これがクアラルンプールの両替の芯です。無理に日本で段取りする必要はありません(それでも「到着直後に確実に現金が要る」安心のために、少しだけ日本で持っておくのは十分アリ)。

② KLIA空港の両替所について正直に──「ある」が、レート数値は当データに無い

ここは数字ではなく、正直な線引きの話です。KLIAにはTravelex・Maybank・CIMB・AmBank・Bank Islamといった両替所があり、着いてすぐ換えられます(写真のとおり)。一方で、当データにKLIA空港そのものの両替レートは入っていません。だから「空港でいくら」という数字は、ここでは出しません(作れば捏造になってしまうため)。

制限エリアのショッピング通りに立つTravelexの両替ブース。KLIAでは到着ホールだけでなく、出発側の制限エリアでも両替できる。空港でも換えられるが、レートは市内の専門店ほどではない傾向とされる。

一般論として、空港の両替所のレートは、市内の独立系の両替専門店ほどではない傾向とされます。とはいえ、到着直後の移動費くらいの当座の少額ならKLIAで換えても大きな痛手にはなりにくいので、必要な分だけ空港で用意するのは手です。空港のレートは当データに無いため、正確なところは各社の掲示や端末の当日レートでご確認ください。まとまった額は、次の市内の節のとおりKL市内の専門店に回すのが得です。

04CASH

マレーシアで現金が必要になる場面は?

そもそも、マレーシアで現金(リンギット)が要るのはどんな場面でしょうか。まったく現金なしはさすがに不安なので、多少は持っておくのが安心です。

空港を出るとき

  • KLIAエクスプレス/KLIAトランジット:KLIA・KLIA2からKLセントラルへ。切符やカードで乗れますが、券売機まわりは現金があると確実です。
  • タクシー・配車:確実にいきたいなら配車アプリのGrabが無難。アプリ登録のカードで支払いまで完結します。クーポン制のタクシーやメーター車を使う場合は現金が要ることも。
  • 空港バス:市内へ向かうバスは、現金があると安心です。

ここでは「現金が要るか」に絞りました。乗り方や決済の使い分けは、次のEpayの節でまとめます(アクセスの詳しい行き方は空港ガイドへ)。

市街地に入ってから

  • 屋台(ホーカー)・ナイトマーケット(パサマラム):マレーシアの醍醐味であるローカルフードや夜市は、現金のみのことがほとんど。
  • コピティアム(伝統的な食堂)・小さな個人商店:カード手数料を嫌って現金のみ、という店も根強く残っています。
  • チップやこまごました支払い:小額の現金があると何かとスムーズです。

だから、両替は5,000〜10,000円くらいから

以上をまとめると、両替はしておいたほうがよく、金額はまず5,000〜10,000円くらいから。基本はカード、現金は屋台・市場のための「実弾」です。足りなくなったら、市内の両替専門店で足す——このくらいの構えでちょうどいいと思います。マレーシアは市内の専門店のレートが良いので、追加の両替も気楽です。

05PAYMENT

決済の使い分け(現金 / カード / QR)

マレーシアはキャッシュレスも進んでいますが、「カード」「現金」「QR・電子ウォレット」の立ち位置が旅行者には分かりにくいので、到着客の目線で整理します。

① 支払いの主役──カード、そして現金

ショッピングモール・コンビニ・チェーン店・ホテルは、クレジットカード(Visa/Master)が広く使えるようになりました。一方で屋台・市場・ローカルな店は現金のみが多い。この「カードが使える場所」と「現金が要る場所」の二層を意識して、現金は屋台・市場・交通用に温存する——これが基本の構えです。良い点と注意点を並べておきます。

良い点

  • ショッピングモール・コンビニ・チェーン店・ホテルは、クレジットカード(Visa/Master)が広く使える
  • 配車アプリのGrabは、アプリに登録したカードで料金の支払いまで完結する(現金いらず)
  • 主要駅やモールにATMがあり、いざとなればカードのキャッシングで現地通貨を足せる(手数料は要確認)

微妙な点

  • 屋台(ホーカー)・ナイトマーケット(パサマラム)・ローカルな食堂・小さな個人商店は、現金(リンギット)のみのことが多い
  • マレーシアのQR決済(DuitNow QR)や電子ウォレット(Touch ’n Go eWallet 等)は基本、現地の登録・本人確認が前提で、短期の旅行者が現地設定なしで使うのは難しいことが多い(対応は変わりやすい)
  • カード手数料を嫌って「現金だけ」の店は根強い。現金ゼロで動くのは避けたい

② マレーシアのQR・電子ウォレットについて正直に

マレーシアのローカルはQR決済(DuitNow QR)や電子ウォレット(Touch ’n Go eWallet、GrabPay など)を日常的に使っていて、屋台でもQRが貼ってあることがあります。ただこれらは基本、現地の登録・本人確認を前提にしていて、短期の旅行者が現地設定なしで使うのは難しいのが実情です(対応は変わりやすく、越境QRの取り組みも一部にありますが、旅行者向けの可否は流動的)。「屋台にQRがあるからカードなしで大丈夫」とは考えず、現金は現金で用意しておきましょう。最新の対応は各サービスの公式でご確認ください。

③ 現金が尽きたら──ATM

現金が足りなくなったら、主要駅やモールのATMでカードのキャッシングという手もあります。ただ海外ATMは1回あたりの手数料が別途かかるのが一般的で、設定はカードごとに差があります。使う前にご自身のカードの手数料・海外キャッシング設定を確認しておくと安心です。急ぎでなければ、市内の両替専門店でさっとリンギットを作るほうが手数料の見通しは立てやすいでしょう。

AmBankの両替ブースにはATMが併設されている(KLIA2・gateway)。両替所のそばにはたいていATMもあり、いざというときの引き出しに使える。

④ 到着してからの動線

まとめると、迷ったらこの順番で大丈夫です。到着ホールの両替所で5,000〜10,000円を現金にする → 交通費はここから → あとはカードで、現金は屋台・市場用に温存。大きな額を良いレートで換えたくなったら、KL市内の両替専門店で足す。これで空港から市内まで、現金切れで立ち往生することはまずありません。

06CITY

KLIA以外・市内で両替するなら?

空港以外で換えるなら、クアラルンプールでは選択肢はシンプルです。基本は市内の両替専門店(Money Changer)。とくにBerjaya Times Square・Mid Valley・Suria KLCC・Bukit Bintangといったモールの中の両替専門店は、レート最重視派の定番で、空港の両替所よりさらに good レートでした。街なかにも、送金を兼ねた両替店(Money Changer & Money Transfer)が点在します。

KL市街の両替・送金店(この店の個別レートではなく、市内の両替専門店の一例です)。街なかにもMoney Changerが点在し、独立系の専門店はレートが良い傾向。まとまった額はこうした市内の専門店が本命。

まとまった額は市内の両替専門店で

十万円以上を換えるなど、とにかくレートを突き詰めたいならKL市内の両替専門店。前の差額表のとおり、市内の専門店(約56〜144円)は、日本の空港(約1,044〜1,104円)や宅配(約659円)とはけた違いに安い。まとまった買い物や連泊の予定があるなら、市内の専門店が本命です。ただし専門店は入居モールの営業時間に準じるので、時間帯には注意してください(深夜早朝は閉まっていることが多い)。

少額の追加や深夜早朝は、空港の両替所で

「あと少しだけ足りない」というときや、市内の店が閉まっている夜は、空港の両替所が受け皿になります。市内の専門店ほどではないとされますが、当座の少額なら十分使えるので、無理に翌日まで我慢する必要はありません(空港のレートは当データに無いため、当日は掲示でご確認を)。

日本を出る前に用意しておきたい場合は、宅配(外貨両替ドルユーロ)や日本の空港という手もありますが、マレーシアに関しては現地の両替専門店のほうが断然安いので、急ぎでなければ現地で換えるのがおすすめです。日本側の損得は、末尾にリンクした羽田の両替記事にまとめています。

07WRAP-UP

さいごに

クアラルンプール(KLIA)での両替は、こう覚えておけば迷いません。

  • 着いてから現地でリンギットに換えてOK。マレーシアは市内の両替専門店のレートが良く、日本の空港や宅配とはけた違いに安い。無理に日本で用意しなくて大丈夫です。
  • まとまった額は市内の専門店で。KLIA空港にもTravelex・Maybank・CIMBなどの両替所はあります(ただし当データに空港のレートは無く、当日の掲示で要確認)。数値で比べられる範囲では、いちばん安いのはKL市内の専門店(モールのMoney Changer)です。
  • 現金は5,000〜10,000円くらいから。基本はカード、現金は屋台・市場・交通のための「実弾」。マレーシアのQR・電子ウォレットは旅行者には使いにくいので、現金は現金で用意を。

マレーシアはキャッシュレスが進みつつも、屋台や市場では現金が主役。その現金を現地の両替専門店で良いレートで用意できるのがクアラルンプールの強みです。皆さまのマレーシア旅行が、気持ちよく始まりますように。